捻りと試し割りについて。
■あごひげ

 顔面(頬骨あたり)を誰かに試しに素手でコツンと正拳を捻りを加えないで突いてもらってください。この場合は表面的な痛さに感じるはずです。次に、今度は同じ力で捻りを加えて突いてもらってください。この場合は、深部に到達して脳全体にボワーンとした広がるような衝撃を感じます。自分でやってみてもある程度分かります。グローブをつけていてはこの感覚の違いは出ませんし分かりません。

 頭蓋骨のみならず、一点集中(人体急所への攻撃)する箇所の勉強が大事です。
胸部のあるところを突いて相手の呼吸を止めることができます。三年殺し・・という言葉がどこかで出てましたがそういうことも活殺自在のなかでは可能ということです。いくら修業したからといってそれを試すことはまかりなりません。ですが自分を守る防御技術としては、人体急所を知り、正確に一点に集中し、かつ、極めを作ること。

これは、拳サポーターやグローブをつけていたのでは突くときの拳の感覚(拳の締め)さえも身につかないのではと思います。瓦でなくとも何らかの対象物を選んで試し割りなり、巻き藁突きなりの稽古も必要ということです。

■あごひげ

松涛館の空手は巻き藁鍛錬にあります。
鍛錬においてしっかりしたフォームの追求と極めの強度、破壊力を増させるために毎日何百回と突きます。
拳立て(腕立て)もそうです。腹筋しながらの正拳突きもそうです。すべては基本からということで(基本組手)五本、三本、一本、そして自由一本組手の流れがあります。形の練習をするときも何度も何度も基本に立ち返り練習をしてフォーム、姿勢、氣、極めの点検をしていきます。ここに素手素面稽古の強みがあるとおもいます。
巻き藁を突くときももちろん捻りを加えて稽古しましょう。拳先は骨頭と肉と皮とがくっついて硬いものをついても痛くない手に仕上がります。すべては鍛える、ということですよ。(捻ったら皮が破ける?)
それは初めて巻き藁を突く人の話でしょう。。。
 鍛えた手でどう実践に結びつけるか。しかし、動く相手では突きを出しながらコントロールしながらという場合は多いですね。その場合は空手の突きの特徴である捻りが終わってから押し込み氣味に突いていくという場合もたくさんあるということでしょう。
しかし、あくまでもどこまでも、空手は、パンチではなく正拳突き、です。捻りが最大限の破壊力を生む。一点集中による目標達成感、極めの追求を怠らないようにしましょう。
日々の基本稽古の努力をしていく事がもっとも大事ということです。稽古から来る自信を持てるようにしましょう。巻き藁も十分にこなしてください。基本をおろそかにしないようにしましょう。

組手をやるときも形をやるときもまず基本です、どの稽古でも途中でまた基本を入れてください。。。


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