空手の基本姿勢
■あごひげ

道場のみんなが将来、世の中になくてはならない立派な社会人になってくれること。そしてその成長の最も大きな環境部分である家族や両親は、子供たちの頑張る背中を見て感動し明日への活力を得て欲しいとおもいます。少々のことでは稽古を休ませないよう親も送迎をしっかりやれる生活リズムを作ってください。
私たちの空手が基本重視であることは、これは世の中に出たときに何が基本なのか、ということを、自然にわきまえ行動できる人間になるためのものだと私は思います。その基本とは何か、実はそれは、靴を正しく揃え、氣を込めて一礼し道場に入り、先生にきちんと挨拶すること。

心の締まりを作るのが最も大事な基本


だということです。心に締まりがあれば空手に打ち込む精神も変わる。
次に、技術の基本で大事なのが姿勢です。姿勢が崩れないようにするにはどうしたらいいか。カカトで回る、立ち足を張る、引き手をしっかり取り、突きをきちんと握るなどは当たり前のことですが、もう一つ大事なこと。それは臍下丹田に氣を入れて動くいうことです。移動基本では、突いたときは腹(丹田)で突くとフラフラしません。これは前蹴りの場合でも同じ、丹田を意識すると上半身のブレがなくなります。丹田とは臍と肛門を結ぶ線上中央付近、恥骨の奥のほうにあります。解剖学的位置はありません。奥の方で集中するとモヤッとするところです。ここを意識して技を出すとまず肩には余計な力が入らずに力むことはありません。肩の力を抜き行動(技を出す)するということは、自分では氣がつかないけれど最も早く正確に、しかも集中できるのです。基本重視、松涛館空手道の強さの原点がここにあると思います。

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