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五本組手の受け
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■あごひげ
前蹴りでの五本組手は普段はあまりしません。
JKA総本部合宿で稽古するときも、資格審査で五本組手をするときも上段突きと中段突きです。蹴りを含めた五本組手は、私の道場では上段追い突き、中段追い突き、前蹴り、回し蹴りなどを組み合わせて行いますが。
まず前蹴りに対しての受けですが、基本一本では大抵、普通の下段払いですね。たしかに少し斜めに受けたほうが特に相手に対し恐怖感がある場合はやりやすいと思います。
でも、基本組手は、自由組手にいたる最初の入門コース、ここでは、基本の稽古のあとに実際に相手の攻撃に対し、どう正しい姿勢と立ち足を保てるか、相手の攻撃を自分の中心に呼び込み寸前で腰を切ることで有効に受けきれるか。
さらに、正規に真っ直ぐに基本通りに受けるにはどうタイミングを図り相手の力を吸収できるか、などの宿題があります。
五本組手ではこれらをスムーズに連続的に受けるためにはどのような運足をすべきか、相手が突っ込んでくる仮定のもとではとても難しいですがしっかりと稽古しておきたいですね。
松涛館の前蹴りは軸足を開かずに腰(丹田)を前方に押し出すように遠くに蹴ってくるわけで下がる運足は余程、踵への引き付けを瞬時に効率的に行わなければならない。
五本組手はそういった必要な筋肉の強化、受ける間合い、足首・膝・股関節などの柔らかさ、瞬発力を養うためのものでしょう。
松涛館では最初に習う組手、ここでしっかり真っ直ぐに受けられ、自分の受けに自信が持てるようになる狙いがあります. |
| 私の場合、前蹴りを受ける下段払いは、単純に基本どおりの下段払いよりも、やや(雲手の受け突きのように)捻りを意識的に加えれば相手の足が太くとも手首の回転力で十分に足首を撥ね付けることができると思っています。
子供たち、ママ空たちにはその辺のテクニックを教え、斜めに逃げて楽して受けるようには教えていません。当然最初は、手首から肘にかけて紫色に腫れたり、トウ骨(小指側の長い骨)がボコボコに変形してもきますが、人間の身体はどこも鍛えれば強くなります。氣を込めてまずしっかり受ける稽古をしましょう。。 |
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| NPO法人日本教育空手協会 Japan Educate Karate Association 統括師範小野寺脩(あごひげ館長) |
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