植木先生の講習会
■あごひげ(当時JKA宮城県の副技術局長)報告書より
JKA総本部師範 植木先生の講習会 04/2/21
※植木先生の指導は素晴らしいです。

非常に分かりやすくポイントをまとめた指導をしてくれます。小休止タイムに雑談中、突然植木先生が私の腹に前蹴りを入れました。いつきたかも見えませんでしたが、がっちり蹴りがめり込んだので周りの人が心配していました。けれど、その蹴りは内臓のある部分までで止まっているのです。同じく蹴っても、そこからは危ないという危険区域をしっかり押さえた上での必殺の蹴りだと感じました。

以下は、植木先生講習のメモです。

■年をとるとこの二つがないと出来ない。
 @姿勢が最も大事・・・JKAの基本
 A極め=バランス・・・ゆっくりやって極まるところがある。
   ・若い選手の場合はこれにスピード。
   ・突き受けのコース・・・最短距離で。バランスが大事。
   ・年とってきたら、引き手をより早くとる。
     形の場合も反対側(引き手側)をしっかり。

■追い突きの稽古
  1、自然体平行立ちから    後ろに一歩下がって追い突き
  2、自然体、少し足を前に   小さい動きで、素早く追い突き
  3、大きく(@前に、Aうしろへ) 
    ※後ろに下がる時、軸足の作り方が大事。
    形をやってもどこかが動いてしまうことに注意する。

■組手指導ポイント      
    ※モーション付けさせない指導をする。
  1、何か、威圧的なところをつくる。
  2、技のスピード → モーションを付けさせない練習。
    ※突き、蹴りの基本が技となるように。

■レポート・・・引き手の陥りやすい欠点は何か。
    ※骨盤腸骨の上、柔らかいところにとる。
    ※相手から見て二の腕が見えない角度にする。     
  1、高く取る     → なぜダメか。・・筋が緊張する。
  2、甘い引き手(低い)→ 筋肉が伸びてしまう。
  3、拳が体幹についている。

■手刀受の注意
  1、引き手 → 受けての高さに注意。
  2、引き手 → お腹につけてやや前。
  3、前の肩があがらないこと。後ろの肩よりも下げる。

■前蹴り稽古ポイント
  1、前屈立ちから 
    →後ろ足つま先を開いていてはだめ。蹴りが回ってしまう。
  2、足首固い人
    →固くて開いてしまう人は、立ち幅を狭くとる。
  3、腹を使って蹴りを入れ込む。
  4、蹴りスタート時に少しでも動かしてはならない。
    構えたそのままの位置から蹴る。
  5、当たったときに入れ込むようにする。
    ※4〜5は最近の人たちの欠点。

■前蹴り稽古
  1、下段で受けられた状態から蹴りを入れ込む練習。
  2、足を持ってもらい、引く練習。
  3、下段払いさせた位置から蹴る。
  4、足の長さ、射程距離を知り、蹴る。
  5、当たっているかどうか、稽古で当たる感覚をつかむ。
  6、蹴る瞬間に上半身が前に出る欠点に注意する。
  7、蹴る瞬間の体制をくずさない。
    ※能と同じ、スリ足を使う。小さく、大きく。

■下がる(捌く)稽古
  1、スリ足で(斜め)横に捌く稽古
  2、ワン、ツー、と二回、左右に捌く。
  3、相手が動く先に行く。そこから技を出す。

■形の稽古ポイント
  1,蹴るときの足を作っておく。
  2、(観空)内受け・・・脾腹の位置からしないと受けられない。
    ※みんな小手先でしている。
  3、手足一緒に使う。 小さい動きでも大きく締める。
  4、ゆっくりのところは表情を作る。
  5、体を使って大きく行うこと。
  6、転身するときは、軸足に一度戻して行う。
  7、年をとったら、
    @バランス、
    A技を正しく決める、
    B後屈立ちが悪くなるので注意する。

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