一、むさし先輩から ⇒ 山岡鉄舟、西郷隆盛、宮本武蔵
■某資料より

無刀とは、心の外に、刀無きなり。敵と相対するとき、刀によらずして、心をもって心を打つ  これを無刀という・・・
【意味】
世の中で剣法といえば、おそらく大半が敵を倒しこれを切るためのものであろうが、自分の剣法は人を、切るためではなく、呼吸の神秘を会得するためのものなのだ。
(山岡鉄舟、無刀流創始者)

敵陣に、単身乗り込んできた鉄舟に驚いた西郷隆盛は、この時の鉄舟のことを、こう表現している。
→→『命もいらず、名もいらず、官位もいらず、金もいらぬという人は始末に困る。だが、この始末に困るような男でなくては、大事はできない。なぜならば、こういう人はただ単に無欲というだけでなく、日々、道を行っているからだ。正しい道を歩き続けているからこその自信があって、何もいらぬといえるのである。』
(西郷隆盛『西郷南州遺訓』)

『五輪書 空の巻』
【大意】
動中に静を、静中に動をさぐり、人間本然の心に反発することなく、渾然一体となり、天と地とも人融合すべきである。すなわち自由自在、とらわれることのない融通無碍にして公明正大な心境に、己の道は開ける。
(宮本武蔵)
 
『宇宙の道理』
宇宙と自分とはひとつであり、当然のこととして全ての人々は平等である。天地同根・万物一体の理を悟ることで、生死の問題を解決し、与えられた職責を果たし、正しい方法にしたがって衆生済度のために尽くす。
(山岡鉄舟)
ニ、節義 廉恥 忠恕 
■頭山満翁によると 「武士道」とは

1、節義(せつぎ)−−−人としての正しい道を踏みおこなうこと
2、廉恥(れんち)−−−心が正しく自分の過ちを恥じる心が強い
3、忠恕(ちゅうじょ)−−−まじめで思いやりがあること

の三つの心だという。

信念をもって正義を実行し、恥を知り、真心と思いやりの心をもつということ。日本人として、「サムライ・武士道精神」をもう一度見直し、真剣に考えたいものです中山先生の作品は何回読んでもすごい本です。
三、「守」「破」「離」 
■東京、むさし先輩

「守」「破」「離」とはその道を究めるための成長段階をあらわす教えである。

▲「守」
指導者からの教えを忠実に学び(守り)、型や作法、知識の基本を習得する段階。
出来るだけ多くの話を聞き、指導者の行動を見習って、疑問をもたず指導者の指導の通りの行動をする。

▲「破」
経験と鍛錬を重ね、指導者の教えを土台として自分なりの工夫を加え、指導者の教えになかった方法を試していく段階。

▲「離」
指導者のもとから離れ、これまで教わった型や知識にいっさいとらわれることなく自分自身で学んだ内容を発展させていく。
茶道、剣道、空手道、どの道にも型(基本)というものがある。
道の第一歩は繰り返し繰り返し、型の稽古をしなければならない。型というものは昔から受け継がれてきているが、少しずつ工夫が加わり、時代と共に良いものだけが残されてきている。受け継いだものを守り、現代に合わなくなったものを捨て去り、新しく独自の工夫を加え、それを繰り返す。そして今までの型を超える、独自の世界を創り出していく。
この「守」「破」「離」の成長3段階は、サラリーマンの道においても同じです。

「守」:入社直後は上司、先輩に仕事のいろはを教えてもらい、会社の風土に馴染んでいく。
「破」:仕事や環境にある程度慣れたころから、自分なりひ工夫し改善、改革をしその仕事に新風を吹き込む。
「離」:与えられた仕事から飛び出し、自分自身で最初から仕事を作り出していく。

日本空手協会における型は基本、形、組手、道場訓があるのだと思います。日本空手協会(中山空手)の基本、形、組手における型(指導法)はベスト空手11巻に全てがまとめてあります。守破離の世界を脱した中山先生の作品は何回読んでもすごい本です。

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